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- デザインとは、本来ただ単に形状や色彩だけでなく、素材と素材を結びつける方法論をいいます。
住宅設計においては、そこで暮らす人を中心に機能的で使いやすい、気持の良い組み合わせをすることがデザインそのものだと考えています。
機能から自然発生し、切っても切り離せない組み合わせが本当のデザインと呼べるのではないでしょうか。
取って付けたような飾りは、時間の流れと共に古くなり薄っぺらな印象さえ覚えます。
住宅の設計をするに当たり、常識にとらわれないこと、様々な条件や状況に流されながらも微妙なバランス感覚を保つ家が理想的と考えています。 
- 自然の色や質感は千差万別いろいろなバリエーションに飛んでいます。
人間は太古の昔は自然の中で生活を営んでいました。
本来自然界には直線は存在しませんでした。
木や草、石などは、全て曲線で構成されています。
自然体の色や質感の中には、人間の心を癒す働きがあると思います。
左官職人が苦労して塗った壁は、その職人の心が塗りこまれます。
自然の質感や色を素直に受け入れる事で気持ちがいい空間ができます。 
- 自然界には不思議なバランス感覚が存在します。
両手を広げた寸法がその人の身長であり、足の甲の傾斜は樹木の根の伸びる角度とほぼ同一です。
建築の巨匠ル・コルビジェは、自然界からヒントを得て建築の工業化時代を見据えモジュロールを開発しました。
実はそのずっと昔から、日本には日本人の身長や生活スタイルにあった尺度が用いられてきました。
立って半畳寝て1畳という言葉があります。
その尺度を掘り下げることで、バランスのいい、いい家が出来ると考えています。 
- 家族構成の変化や時の流れに追従する間取りや、状況にあわせてフレキシブルで仕切ったり開放したり出来る使える間取りが、長くその家を愛して暮らせる秘訣と考えています。
普通は一生に何度も建てることが無い家は、長いサイクルで考え、末永く住んでいただけるものでなくてはなりません。





